短波帯オールバンド・オールモード トランシーバー DX-SR8
シンプルなHF機をお探しの方におすすめします。
DX-SR8J/100Wタイプ
DX-SR8M/50Wタイプ
価格は共にオープン
本製品は2015年6月をもって、生産と最終在庫品の営業出荷を終了させて頂きました。永らくのご愛顧、誠に有り難うございました。
- HF帯1.9~29MHzアマチュア無線バンドをSSB/CW/AM/FMモードで送受信。同じくオールモードで135KHz~30MHzを受信するレシーバー機能やデュアルVFO,3バンクx200ch=600chの大容量メモリーはBCLやユティリティ受信にも欠かせません。
- フロントパネルセパレーション式のボディは240(w)×94(h)×255(d) mm 、約4.1Kgとコンパクト。市販の吊り手やモービルブラケットが使えるビス穴も付いて持ち運びに便利、スピーカーとマイクコネクターはフロント側に搭載しているので延長ケーブルはEDS?17(5m)を装着するだけの手軽さです。
- A/BデュアルVFO,6桁アルファヌメリック表示が可能な600chメモリー、ナローSSB/CWセラミックフィルター、オートキーヤー&スピーチコンプレッサー搭載、もちろんEDX?2オートチューナーにも対応します。
- SSB/CW/FM最大100W/AM40W(Mバージョンは50W/20W)の出力はQRPモード搭載で1Wを含む3段階の切り替えができます。オーディオ出力は2Wで優れた音質の聞きやすいフロントパネルスピーカーと相まって受信が快適です。選択度と受信感度もFB、もちろんCTCSSエンコード付きで29MHz FMレピーターにもアクセスできます。TCXO採用で±1ppmの周波数安定度なら画像・文字通信などでもQRHによる乱れがありません。
- VFO,メモリー、プライオリティスキャンと多彩なスキャンモード。タイムモードでは設定した時間(1秒?30分)でスキャン再開できるため、スケルチ解放でも動作します。アマチュア無線ばかりでなく、HFDL(短波を使った航空機の位置情報プロット)のようなデータ通信などのモニター時、メモリーに登録した複数のチャンネルを自動巡回させるのに便利です。
- 見やすく明るい大型液晶表示、RIT/TXIT、RFゲイン調整、リニアアンプ接続用ALC出力とリレー端子、ダイヤルロックとキーロック、ノイズブランカー、TX-RXランプ、オートパワーオフ、スプリットQSO機能、高SWR保護回路etc...ベーシックなHF運用に欠かせない機能は網羅しているので:◎ニューカマー◎移動サービス用のセカンドリグ◎「リタイアしてハムを再開したいが最近のリグは直感的に使いづらそう...」「ハム免許は持っているが大きなアンテナが要る送信よりも手軽なアンテナでBCLを再開したい、でも通信型受信機は高い物しか無いからなぁ・・」というカムバック・ハム◎クラブ局、記念局運用やペディの場合、オペレーターが頻繁に変わるので複雑な操作のリグでは使いにくい…といったニーズにマッチする、シンプル・リーズナブル・高性能なHFトランシーバーです。
製品情報FEATURES
DX-SR8 Clone Utility
「DX-SR8 Clone Utility」はオプションのERW-7 (生産を終了したERW-4Cも可)を使ってDX-SR8とパソコンを接続することでお使いになれます。
主な機能:
・設定デフォルト値のカスタマイズ
・セットモードパラメータのカスタマイズ
・メモリ周波数データの編集
・初期設定のメモリーバンクのパーティションを最大50までに変更
・編集した上記データの保存・書き換え
・他のDX-SR8へのクローン
ご注意
* 当ソフトはWindowsXP, Windows Vista、セブンでの動作確認を行っております。共に管理者権限でインストールを行ってください。
* USB-シリアルコンバーターを使用してERW-4CをUSBポートに接続し、動作の検証も行って居りますが、相性などにより動作しない場合はシリアルポートのあるPCでご使用になるか、USB対応のERW-7をご使用下さい。
* バグのご連絡はこちらで承ります。
尚、お手数ですがバグの連絡を頂く前に、お使いのユティリティが最新のバージョンであることをご確認ください。ソフトの使い方などをお尋ね頂いてもお返事は致しかねます。まずソフトの内容をインストールしてご覧のうえ、お使い頂けそうであれば接続ケーブルをお求め下さい。
* 当ソフトは全てのファームウエアバージョンでお使いになれます。
* 弊社では、お客様のご依頼のデータを編集・書き込みすることや、オリジナルのチャンネルデータの定期的なアップデートなどは一切行っておりません。
* バージョン・アップデートでソフトを更新されるときは、まず旧バージョンをアンインストールしてから新しいバージョンをインストールしてください。
ソフトウエアに関する説明(PDF/16KB)
上記に同意してDX-SR8 Clone Utilityをダウンロードします。
(Ver. 0.10.00beta/2.3MB ZIP)
お断りとご注意
*DX-SR8は輸出を中心に開発された製品です。J/Mバージョンは日本のアマチュア無線バンドに適合させており、保証認定を受けて運用できますが、技術基準適合品ではありません。取扱説明書は英文で、和文については簡易的なものしか付属しません。本ページにてダウンロードができる補足説明書も合わせてお読みください。
* 20W仕様はありません。改造と証明書の発行も行っておりません。
* 保証認定申請書の書き方見本と送信機系統図は説明書の付録に記載されています。PSKやFAXなど、データ通信モードの申請に関する情報はダウンロードページをご覧下さい。
【ご注意】
2015年に生産を終了した本製品は旧基準の欧州CE規格に基づいて設計されていたもので、スプリアスレベルは日本の旧技術基準に相当します。
本製品が現行品だった当時は旧技適に準拠するとして書類申請で基本保証認定を受けることが可能でしたが、2022年に旧規格の無線機器使用に関する法改正の経過措置が一部終了しました。残念ながら弊社では、製造したDX-SR8全個体のスプリアスレベルが新基準に適合することが証明できないため、現在では書類申請だけで保証認定を受けることができません。認定を受けるにはスプリアスレベルの測定が必要になりますが、弊社ではそのようなサービスは行っておりませんのでご注意ください。後継のDX-SR9J/Mは新基準のCE規格をクリアして製造されており、書類申請でスプリアス保証と基本保証が受けられます。
参考リンク:総務省HP 旧スプリアス設備に関する手続きについて(アマチュア局)
※HPにあるTSS(株)の保証業務は2024年3月に終了しています。
付属品ACCESSORIES
モービル用ハンドマイク【オプション】
仕様SPEC
DX-SR8(JM) | |
周波数範囲 | 1. 81000 ~ 1.91249MHz2. 3.50000 ~ 3.80499MHz3. 4.63000MHz4. 7.00000 ~ 7.19999MHz5. 10.10000 ~ 10.14999MHz6. 14.00000 ~ 14.34999MHz7. 18.06800 ~ 18.16799MHz8. 21.00000 ~ 21.44999MHz9. 24.89000 ~ 24.98999MHz10. 28.00000 ~ 29.69999MHz(受信専用:0.1350 ~ 29.99999MHz) |
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電波型式 | J3E(LSB,USB),A1A(CW) A3E(AM),F3E(FM) |
アンテナインピーダンス (出力端子) | 50Ω/M型 |
電源電圧 / 外部端子 | DC 13.8V±15% |
接地方式 | マイナス接地 |
消費電流 | 送信最大 約20A (Mバージョン 約15A) |
消費電流 | 受信最大 約1.1A |
周波数安定度 | ±1PPM以内(-10℃~+50℃) |
外形寸法(突起物含ず) | 240W×94H×255Dmm |
重 量 (約) | 約4.1kg |
送信出力 HIGH SSB,CW,FM AM | 100W/10W/ 約1W ( Mバージョン50W/10W/ 約1W )40W/4W/ 約0.4W ( Mバージョン20W/4W/ 約0.4W) |
変調方式 SSB AM FM | 平衡変調低電力変調リアクタンス変調 |
最大周波数偏移 | ±2.5kHz |
不要輻射強度 | -50dB以下 (10MHzバンド-45dB以下) |
マイクロフォンインピーダンス | 300Ω |
受信方式 | ダブルスーパーヘテロダイントリプルスーパーヘテロダイン(FM) |
中間周波数 | 1st:71.75MHz / 2nd:455kHz |
受信感度(12dB SINAD) | SSB,CW (S/N 10dB):0.135 ~ 1.8MHz 0dBuV(1uV)1.8MHz ~ 30MHz -12dBuV(0.25uV)AM (1kHz 30%MOd SN10dB):0.135 ~ 1.8MHz 20dBuV(10uV)1.8MHz ~ 30MHz 6dBuV(2uV)FM (3.5kHz dEV SINAD 12dB):28 ~ 30MHz -6dBuV(0.25uV) |
スプリアス妨害比 | 70dB以上 |
低周波出力(10%歪) | 2W以上(8Ω負荷) |
RIT可変範囲 | ±1.2KHz |