IP無線ゲートウェイ DK-G01 シリーズ
新しい特小レピーター?いいえ、VoIPのゲートウェイです。
無線ユニット内蔵、シンプル&スマートなのがアルインコ。
特定小電力無線仕様
DK-G01P
(技術基準適合証明取得無線ユニット「XE-1106」を内蔵)
JANコード:4969182370195
デジタル簡易無線登録局仕様
DK-G01CR
(技術基準適合証明取得無線ユニット「XE-1100」を内蔵)
JANコード:49691823370201
*価格は共にオープンです。実売価格は販売店にお問い合わせください。
- DK-G01シリーズは無線ユニットを内蔵、トランシーバーを子機として、社内ネットワーク(イントラネット)回線にデジタル化した音声データを流すことで、あたかも連結レピーターのように広範囲の無線交互通話を可能にします。
- 子機はお使いの特小無線機やデジタル簡易無線機が使えるので、新たに買いなおす必要はありません。(一部の機種で使えない、または一部の機能が働かない可能性があります。弊社製の推奨機種以外は、導入前のテストが必要です。)
- 【特小無線機推奨機種】*DJ-P221/P222/DJ-PB20シリーズ/DJ-P921/DJ-CH201~CH272シリーズ/DJ-R200D/P240
- 【デジ簡登録局推奨機種】弊社製DJ-DP/DR-DPシリーズすべて
- 固定IPアドレスを取得するだけで設定でき、配線はイントラネットのLANケーブルと電源のACアダプターを接続するだけの手軽さです。
- 接続は10BASE-T/100BASE-TXのLANインターフェース、既存の社内ネットワークがあればACアダプターの電源ライン以外、配線は不要です。(デジ簡仕様はアンテナを接続します)
- 1つのグループに5台まで本機を接続可能。例えば低層階エリア、高層階エリア、地下駐車場、のように複数台を使って広範囲をカバーする通話回線が作れます。同じ社内ネットワークで任意の数のグループを作れるので、多系統の通信もできます。
- グループ内に特小と簡易無線のゲートウェイを混在させることもできます。
- 同じネットワークに接続したパソコンからネットワークと無線の設定変更とファームウエアのバージョンアップができるので、メンテナンスが簡単です。
- 音声だけでなく、例えばアラームとセンサーを組み合わせた制御システム用のデータ信号も通すことができるので、多目的なシステムに拡張できます。
- 特小無線バージョンは、交互通話中継機能も搭載しています。また、半複信の17chでは1mWへの切り替えが可能。子機も1mW送信に対応していれば、3分タイムアウト制限にとらわれない連続送信ができます。
[注意点]
・インターネット回線への接続はできません。
・1グループのゲートウェイは5台までです。5台までなら単信モードと中継モードの混在は自由、ゲートウェイにアクセスする子機の数も制限はありません。また固定IPアドレスと無線機のチャンネル割り当てに実用上の支障がなければ、構築できるグループの数にも制限はありません。
・交互通話用無線機なら他社製でも子機として使用できますが、機種によっては弊社製も含めて相性問題による不具合や使える機能に制限が生じる場合があります。弊社製の、動作確認済機種のみが動作保証の対象です。
・初期設定には専用設定ソフトを入れたオフラインのパソコンと固定IPアドレス、最低限のネットワーク設定に関する知識とパソコン操作スキルが必要です。(出荷時のIPアドレス:192.168.0.1 / サブネットマスク 255.255.255.0)
・各ゲートウェイはそれぞれ別のチャンネルを割り当て、さらに10m程度またはそれ以上離して設置しないと電波の干渉により誤動作します。特にデジタル簡易無線機を狭い環境で多数のチャンネルで使うと相互変調(インターモジュレーション)などで通信できなくなることがあります。
・ネットワーク回線のシステム、セキュリティ環境などによりお使いいただけないか、設定を変更する必要があります。導入前には必ず通話テストが必要になります。詳細は販売店にご相談ください。
- 資格不要
- 資格不要
製品情報FEATURES
システムの設置
DK-G01:通話したいエリアがなるべく広く見渡たせ、周囲に電波の障害となる壁などがなるべく少ない場所に設置。LANの無線ルーターと同じ、LANケーブルとACアダプターのコンセントを接続するだけの手軽さです。特小仕様は回転式アンテナを採用、DCRはSMAコネクター(メス)を搭載、市販のアンテナに接続できます。取り付けは据え置きでも、付属のブラケットとネジで壁掛けでも、自由自在です。
子機:チャンネル設定した、任意の台数のトランシーバーをユーザーが持ちます。カバーエリアによってアンテナの種類を選定します。特小であれば通話エリア優先ならアンテナはLタイプ、狭いエリアならSタイプ。DCRは、ゲートウェイや子機のアンテナはニーズによって最適なものを選んで接続できます。
推奨のLAN環境
- LANインターフェース:10BASE-T/100BASE-TX
- 推奨LANケーブル:カテゴリ5e以上
- ケーブルの種類:不問(ストレート/クロスを自動判別)
システムの設定
運用
通話がなされていないときに、任意のユーザーが子機から送信します。自分のエリアのゲートウェイにアクセスできれば、グループに所属する他のゲートウェイ全てからその音声が送信されます。自分のエリアは、子機同士が直接、または中継モードの信号を受信することで、全員に信号が届きます。送信ができるのは常に1名ですが、ほかの子機ユーザーは全てこの声を聞けるので、一斉呼び出しや複数のユーザーを指定した連絡が可能になります。
2:リモート制御
例えばAのゲートウェイにセンサー、Bのゲートウェイにブザーやライトをつないでおくと、Aが対象を検知したらBが作動します。このような制御用入出力端子を備えていますので、アイデア次第でいろいろな用途にお使いいただけます。
仕様SPEC
DK-G01P_DK-G01CR | |
チャンネル数 | P仕様 47ch CR仕様 30ch |
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電波型式 | P仕様 F3E CR仕様 F1E |
定格電圧 | DC12V |
動作温度範囲 | 0℃~40℃ |
消費電流 | P仕様 最大0.5A 以下 |
消費電流 | CR仕様 最大2.5A 以下 |
外形寸法 (突起物除く) | 幅196mm 高さ154mm 奥行き39mm |
アンテナ長(mm/約) | P仕様のみ 158mm |
重量(質量・約) | P:約700g/ CR:約730g |