【無線機全般】防災連絡に使う無線機はどれが良いのですか?その運用について教えてください。

  • 今般、かつて無く防災意識が高まっていることから、多方面より非常時連絡用の無線機選定や運用についてご相談を承ることが増えております。そのときにしばしばお話しする内容を以下に抜粋します。

    【免許・資格不要の無線機】
    基本は数百メートル程度の距離で通話できる特定小電力無線です。
    遠くまで飛びすぎないことから混信を与え合うことが少ないので、非常時でも比較的チャンネルが確保し易く使いやすいこと、電波利用料のようなランニングコストが掛からないので備蓄時の無駄な出費が無いこと、少ない乾電池で長時間の運用ができること、などが理由です。また医療機器に影響するような強い電波では無いので、病院でも使用が認められています。このため災害救護医療機器がある現場近くで送信しても問題が無いのもメリットです。

    屋外の使用に向くのがデジタル小電力コミュニティ無線です。
    今は一般連絡も認可されていますが、もともと野生動物の監視、徘徊や迷子の看視、要救助者の発見などを目的として割り当てられた無線です。このため相手の位置情報が分かるGPS機能の搭載が義務付けられ、だれとでも通話できるよう、秘話機能はありません。0.5Wと出力が高く、障害物の無い平地なら2km程度通話できることもあり、多くの消防団で採用されています。GPSのおかげで通話相手の方角と距離が液晶上に表示されたり、無償のソフトを使って相手局の位置を地図上に表示したり、お互いを登録しあっておけば自分の無線機で相手局を送信させ、そのマイクで音を拾って応答が無い相手の周囲の様子を探るなど、防災連絡向きの特殊な機能も採用されています。屋内ではGPS信号が受信できないので、位置表示など一部の機能は使えなくなります。

    デジタル簡易無線登録局は数キロ以上の距離をカバーしますが、遠くのユーザーの信号と混信しやすく、人口が多い地域ではいざというときに空きチャンネルが無くなって通話できないケースが想定されます。1W、2Wでも通話できるエリアであればパワーを下げてお互いに混信を減らすことができます。(登録局や特小機は全て、通話中のチャンネルでは上からかぶせて送信が出来ない仕様になっています)
    使用前に簡単な届け出が義務付けられ、使っていてもいなくても、1台当たり年間400円程度の電波利用料が発生します。医療機器の近くで使うときも電波障害を与えないよう注意が必要です。大工場や高層ビルのような、特小トランシーバーではカバーできない場所に向きます。

    【アマチュア無線(免許資格必要)】
    アマチュア無線技士資格と無線局免許が必要なアマチュア無線は、日本アマチュア無線連盟がガイドラインを定めて非常通信のプログラムを立てており、各地域の無線クラブなどでもネットワークを構築されています。免許を持つハムであれば、そのような通信ネットワークにボランティア参加できます。昨今の法改正で、アマチュア無線を非常時の連絡ネットワークとしてさらに積極的に活用してもよくなりました。
    総務省電波利用HP:アマチュア無線の社会貢献活動
    日本アマチュア無線連盟:非常通信
    非常時はハム免許が無くてもアマチュア無線機を使って誰でも通話して良いと勘違いされることがありますが、電波法上の非常通信はとても狭義なもので、非常通信を行ったら事後の届け出が義務付けられているほどです。目の前にさしせまった生命の危機があり、他に電話のような通信手段が無い限り、免許を受けた無線局(アマチュア無線、簡易業務無線免許局、タクシー無線…)を、免許人以外が、無線局の通信目的以外のために使ってはならないと定められていますのでご注意ください。

    【通話方式】
    携帯電話の普及で「無線通話はモシモシハイハイで話せる同時通話が便利」と思われる方が多いのですが、非常通信では「どうぞ、了解」式の交互通話が基本です。「多数が一度に連絡しあえる、情報をシェアできる」が何より便利なためで、現場活動中の消防救急無線が交互通話であることが何よりの証拠です。「普段は同時通話、あるときは交互通話に切り替えて…」のように難しいことをご相談頂くことがありますが、非常時の厳しい環境の中で、使い慣れない無線機を、設定を切り替えながら運用することなどは普通の人にはまず無理な話です。

    【運用について】
    運用の練習とメンテナンスが何より一番簡単にできて大切なことです。

    ・近隣の町内会や消防団と打ち合わせ、緊急時に「このエリアでは、町内の行方不明捜索には特小のXからXチャンネル、避難所内連絡にはXからXチャンネル、配給関係情報はXチャンネル、消防団と避難所との連絡は登録局のXチャンネルを使う…」のように決めて統制をとっておくと混信を防ぎ、秩序だった通話ができるようになります。合同防災訓練等の機会に、この取り決めを元に通話練習をしたり、非常無線通信の最も優れたお手本の消防士さんに話し方のコツをコーチしてもらうなどしておくのもお勧めです。なお、非常通信の練習をするときは電波法で「訓練」を通話の頭につけるよう定められています。無線を偶然聞いた人が誤解して警察や消防に連絡することが無いようにするためで、「火災発生」「救急車を呼んでください」のような具体的な内容で通話をするときは必ず「訓練、火災が発生」「訓練、救急車を~」のように通信してください。

    ・町内のイベントやボランティア活動など、平時から積極的に無線機を使い、扱い方に日頃から慣れておくことも大変重要です。またこれは無線機の定期的なチェックにもつながり、故障しにくくなります。電気製品はていねいに使い続けることが一番良いメンテナンスで、使わずにしまっておくのがいざというときに一番不具合が出やすいものです。ゴムのアンテナやイヤホンマイクのスポンジ、ケーブルなどの樹脂も定期的に風に当てておかないと湿気を吸って加水分解し、いざというとき使えなくなる可能性があります。無線機器は乾いた日の当たらない、通気の良い場所で保管してください。

    ・備蓄されている充電池や乾電池は特に痛んでいることが多いものです。電池は液漏れや過放電を避けるため必ず無線機から外して保管してください。電池類は無線機から外していても自然放電するのでバッテリーパックであれば定期的に充電残量を確認してください。但し充電しっぱなしもバッテリーパックの過充電から劣化しやすくなります。時々電源を入れて減電池表示が出るまで放電させてから、再充電するのがベストです。日頃のメンテを心掛けておかないと、いざというときせっかくの無線機が役に立たなくなります。
     

【電源機器】DC/DCコンバーターの取り付けで注意する点は?

  • DC/DCコンバーターは大きな電流を扱うものが多く、正しく使用しないと電気・安全運転の両面から大変危険です。取扱説明書にも記載していますが、ご購入前の参考になるよう、ここにも記載します。誤った設置と使用による不具合は製品保証の対象外となります。また故障の際の取り外しと再取り付けの費用は製品保証に含まれません。

    ※ コンセントを使用した配線はお止めください。
    コンバーターの端子を改造し、AC100Vで使用するようなコンセントをお使いになる方がいらっしゃいますが、絶対におやめください。コンセントはあまり大きな電気を取れない構造であるうえ、極性の差し間違えにより故障、発火、ショートなどの原因になり、大変危険です。やむなくお使いになる場合は、その電流容量にご留意ください。30Aの電源でも、10Aのコンセントなら10Aを超えると容量不足になり、コンセントや車両の配線を含めた不具合、発熱、故障の原因となります。

    ※ ケーブル類は極性と使用電流容量に注意して、正しく配線してください。
    例え接続機器の電流容量がコンバーターの出力より大幅に小さくても、機器側が故障するとコンバーターの最大出力電流が機器側に流れる可能性があります。このとき配線に使われるケーブルが余りに細いと発熱し、最悪の場合は発火の恐れがあります。特にケーブル類を延長されるときは元のケーブルより太くする、ヒューズを付ける、可燃物を配線上に置かない等の予防処置をしてください。設置・配線に不明な点があれば自動車や船舶の整備業者に工事を依頼してください。やみくもに配線すると故障のほか、事故や火災の原因になります。ボディアースは電気的にお勧めできないほか、接続機器、特に無線機類のノイズの原因もなるのでおやめください。

    ※ コンバーターの近くや配線上に電気を通す性質のものを置かないでください。
    コンバーターの端子や配線上でショートを起こす可能性のある、金属製や水分を含んだものは絶対に設置場所の近くに置かないでください。水産物、結露する冷凍食品、洗車用具、アウトドア用品や釣具、工具など自動車や船舶に積む機会の多いものは注意が必要です。また、ドリンクホルダーの近くや飲み物をこぼす可能性のある場所も避けてください。

    ※ 設置、接続と配線は念入りに、丁寧に、確実に行ってください。
    コンバーターは運転やエアバッグの邪魔にならず、通気が良く、水のかからない場所に確実に取り付けてください。コンバーターと接続機器のケーブルは圧着端子と絶縁テープを使い、確実に接続してください。接続不良は抵抗をもって発熱したり、運転中の振動でケーブルが外れたりしてショートの原因になります。また配線は誤って足などに引っ掛けることが無いよう十分注意してください。指定以外のネジを使うときは十分に安全を確認してください。長いと車両やコンバーター内部の配線や部品を壊し、短いと落下の可能性があります。

    ※ メンテナンスを励行してください。
    設置後も定期的に出力端子のネジの緩み、配線の劣化や異常、コンバーター本体の通気、近くに燃えやすいものや金属類が無いこと、をチェックしてください。ネジを締めなおすなどのメンテナンスをするときは、必ず本体の電源スイッチを切ってください。

【ハム】アルインコのアマチュア無線機で使われているF1E/GMSKモードについて教えてください。

  • デジタル方式の通信機を従来のアナログの通信機と比較しますと、アナログとの互換性が無くなったり高価になったりするのが通常ですが、弊社のGMSK方式デジタル無線システムは現状のアナログモードとの併用を視野に入れ回路を極力共用出来る様に、また従来の20kHzセパレーション運用においても支障が出ない様に配慮してアマチュア無線局が手軽にデジタル通信技術の研究が行えるよう低コストな無線機を提供することを主眼に設計されて参りました。このため、現状では実用上、アナログ通信と比較してデメリットと感じられる部分が有るのも残念ながら事実で、多くのお客様よりお問い合わせを頂きます。本項では、不具合とお感じになる現象が起こる理由・対応方法などを総合的にご紹介致します。

    【音質に関して】
    通常、デジタルと云うとオーディオ関連の連想からクリアーな音質を想像される場合が多いと思います。放送やハイファイの世界ではそうなのですが、通信の場合は色々な法的・技術的制約を受けているため「音質の良さ」は第一のメリットではありません。それどころかデータ圧縮のための音声処理などを行うことから音楽を送信しても受信側ではノイズのような変な音にしか聞こえません。通信界でのデジタル化のメリットは1ユーザー当たりの専有する幅が少なくなるのでより多くのチャンネルが割り当てできるようになる、秘話性の高さ、携帯電話の様に音声・画像・文字など多彩なデータを一緒に送れる事等とお考え下さい。

    音質の向上に関してはご使用になるマイクとの相性が大切で、アナログで良い音のマイクでもデジタルではダメとか、逆にアナログでは音が気に入らなかったマイクをデジタルで使うと良い感じになった、というような事も起こりますので実験してみると面白いでしょう。又、AD/DA変換、圧縮処理などの音声処理を行う必要が有ることからアナログと比べ受信音声で0.1秒程度の遅延(タイムラグ)が発生します。このため通信実験は、一人で行うと受信側の無線機からエコーが掛かったような音が聞こえます。


    【通達距離に関して】
    デジタルモードで、特にモービル同士が高速走行中、通信距離がアナログ程伸びない、50W機でも2-3kmしか飛ばないことすら有る等のご指摘を受けますが、これは主にフェージングやマルチパスによるものです。パケット通信を長く運用されている方はご経験がおありでしょうが、1200bpsの時代には問題が無かった通信が、9600bpsが主流になるとマルチパスによるデータ転送のエラーが多く発生するようになりました。弊社の20F1Eの場合これより更に高速の14400bps、圧縮を加えた分低速度で済む10F1Eでも4800bpsですから、この障害を大きく受けることは否めません。又、TVで画面が二重、三重に重なったり、ずれて見えたりするゴースト現象を経験された方も多いと思います。これは放送局のアンテナから直接届く電波と、ビル、山などに反射して届く電波のズレが原因です。この現象が音声通信の場合、アナログですと音が歪み、デジタルの場合はデータの受信エラーとなり正常に元の音を再生出来ない原因となります。このビット・エラーを解消する為には、コンピューターの誤り補正等の処理能力を上げるとか、GMSKではない別の変調方式を使うなどがありますが、コスト的に非常に高価になる、アナログとの切り替えを無視したデジタル専用設計になるなどのデメリットが生まれます。車載TVをきれいに見るためには、アンテナが送信所に向く方向に車を止めるのが一番簡単な方法であるように、デジタル通信でもなるべくフェージングやマルチパスが出ないように運用することがコツになります。ただ、固定局同士の運用でもデータを確実にやりとりするためには安定した電界強度(有る程度のレベルでSメーターが振れる信号)が必要になることから、アナログより通信距離が狭く感じられる場合が有り、この場合はアンテナを指向性の強い物にしてゲインを稼ぐなどの工夫も必要です。

    【雑音に関して】
    アナログFM通信と比較して、デジタルの場合、特に発電機やエンジンのオルタネーターノイズ等外来雑音の影響を大きく受けます。モービルやマリタイム・モービルでエンジンを切った場合に通信状態が良くなる場合はこれが原因と考えられます。アンテナを外してもノイズが入っている様でしたら電源ラインからの混入と推測出来ますので、市販のノイズ・フィルターを挿入します(電流容量に注意して下さい)。

    もし無線機用に独立した12Vバッテリーが用意出来れば、その方が影響はより受け難いでしょう。又、バッテリーが経年劣化などで電圧変動が激しい、電圧が低下している等悪い状態にあると通信品質に悪影響を与えますので、バッテリー系統のメンテナンスも心掛けて下さい。アンテナの取り付け位置によっても雑音の入り方が変わりますので、アンテナは極力雑音源と他の無線用のアンテナから離して設置してください。給電点を高くすると見通し距離が広がり通信距離が伸びるため一石二鳥ですが、高利得なモービルアンテナの中にはエレメント部分が長く、しなり易い物が有り、移動中のアンテナ・エレメントのゆれによってフェージングが発生し信号を不安定にすることもあるので、短くてもがっしりしたタイプと比較実験するのも良いでしょう。尚、マリタイムモービルでは塩害を避けるため専用に設計されたアンテナをお使い下さい。

    【設置場所に関して】
    ハイパワー送信では無線機本体はかなり発熱します。このとき内部温度が周波数安定度に大きく関わる部品に影響し、僅かな周波数変動が起こりますがアナログでは気が付かない変動でもデジタルではビット・エラーの原因になります。

    特に20F1E機はこの現象が発生しやすいため、狭い場所に押し込んで設置するのは絶対に避け通気の良いところに設置して下さい。モービルへの設置の際は、直接振動が伝わる場所や温風の直接かかる場所も避け、GPS等の精密機器からできるだけ離してしっかり設置して下さい。デジタルとは関係有りませんが、車載アングルを取り付ける際、本体側面の取り付けネジは必ず無線機に付属のものをご利用下さい。不正規品の場合、長すぎるとネジが内部の部品に接触して壊れますし、短すぎると安定した取付けが出来ず振動や落下といった不都合につながります。

    【スケルチに関して】
    デジタルモードでは内部ユニットでスケルチの値が決定されますので、アナログスケルチのレベルを変えてもデジタルモードではその値は反映されません。無信号時にスピーカーからバリバリ音が頻繁に出る場合は、アナログスケルチの設定とは関係なく、内部の別の設定がずれている可能性も在りますので、弊社サービスセンターへ御相談下さい。

【特小】DJP-9、P-11、P21やX01のフェイスシートをオリジナルに変えたいんですが、パソコンの画像を直接取り込んで加工するのに便利なツールは有りませんか?

  • ダウンロードにワード、イラストレーター、PDF、JPEGの各形式でフェイスシートの枠のテンプレートを掲載しています。これを加工・印刷後、枠に沿って切り取ってお使い下さい。
    (注:WordはMicrosoft社、IllustratorはAdobe社の登録商標です)

【修理】落雷、水害、地震のような天災に遭い、無線機や電源が壊れました。修理は可能ですか?保険請求したいのですが証明書は発行してもらえるの?

  • 雷撃、浸水、激しい落下衝撃などで壊れた製品は、たとえ動作するところまで一時的に修理ができても、その後の動作や製品寿命に保証ができないため基本的に修理のご依頼をお断りしています。明らかにこれらが原因で壊れたものは、修理をご依頼になる手間やコストが無駄になるだけですので新品へのお買い替えをご検討ください。

    もし保険に加入しておられ、保険の適用で代替品をお求めになる際の証明書がご入り用でしたら、災害による故障であることを確認するための技術料(見積もり手数料と同額です)2500円と、届出書記入手数料2000円に消費税(場合によっては発送手数料も)を承ります。サービスセンターのご利用方法をご参照の上、「災害による故障、保険書類に記入願います」旨を明記して、保険会社の書類を添えてサービスセンターをご利用ください。災害による故障であることが確認できれば、書類に記入捺印したうえで製品とともにご返却いたします。

【受信機】 DJ-X3/X8/X11/X81で、充電台に入れても充電が始まらなくなりました、電源ボタンが効かず起動しません、液晶画面やバックライトが点滅します、充電タイマーが正しく動かなくなりました…故障ですか?

  • ご購入後初めての充電時や、電池が減って自然に液晶画面が消えていた後に上記の異常が生じた時は、内蔵マイクロコンピュータの誤動作の可能性がございますので、以下の操作で再起動を行ってください。

    【操作】
    1:充電池を受信機から取り外します。充電用ACアダプターも外し、全ての電源供給を止めます。
    2:内部の部品に溜まった電気を放電させるため、そのまま30秒以上お待ちください。
    3:充電池は外したまま、ACアダプターのプラグを受信機側面のDC端子に接続して通電します。
    4:電源がそのまま入らないときは電源ボタンを押して起動させてから、一旦電源を切ります。
    ACアダプターを接続したまま充電池を装着し、正しく充電動作が始まることをご確認ください。(充電が始まらない場合は、充電や充電時間に関する設定項目がないか、説明書でご確認ください。)

    この再起動をしても異常が改善しない場合は、サービスセンターにご相談ください。

    【参考】
    ・ 減電状態の時にソフト上の処理で強制終了をさせず、少しでも長く受信できるように設計したため、電池電圧が必要値よりも下がった時にマイコンがフリーズした状態で停止するリスクが増えたことに起因する現象です。従い、減電池表示が出たらタイムリーに充電したり電池交換したりすれば起こることはありません。
    ・ アダプターでなく、満充電したバッテリーパックや新品の電池でも再起動させることができます。屋外で受信されるときは、スペアの新品乾電池を持っておくと安心です。
    ・ マイコンの誤動作自体は故障の原因になりませんが、周波数メモリーデータが消える原因になることがございますので、電源ボタンが効かない時や電池が切れた時は、速やかに上記の操作をしてください。
    ・ ご使用にならない時は、常に電池を取り出して保管することをお勧めします。入れたまま保存すると待機電流や自然放電で電池の持ちが短くなるほか、電池性能の劣化や液漏れの原因となります。

【DCR】デジ簡易登録局を中古で手に入れて登録申請したら「その無線機は既に登録されているから申請を受理できません」と却下されました。どうしたら良いのですか?使わなくなったデジ簡易無線機、中古で売りに出しても良いの?

  • 前のオーナーが「登録局の廃局届け」を出していないとこのようなことが起こります。当然ですが、第三者が勝手にその番号の廃局届けを出しても受理されませんし、メーカーも販売店も公的手続きに介入できることは一切ありません。中古の登録局をお求めの際は、確実に前オーナーが該当無線機の廃局届けを出しているか、必ず確認してください。

    逆に、使わなくなったデジ簡登録局無線機を中古として販売される方は必ず「登録局の廃局届け」手続きをしてください。これをしないと、無線機を使っていなくても電波使用料の納入告知書が届き、「使っていないから」と納付しないと強制執行など面倒が起きることもあります。廃局手続きは無料で、届出書の記入も手間が掛かる物ではありません。お住まいの地区を管轄する総合通信局に直接電話でお問い合わせになるか、総合通信局のホームページをご覧ください。届け出書類はすべて総合通信局HPから無償でダウンロードできます。

【サービス】どうして特小無線機や業務無線機の部品は販売していないのですか?

  • 特定小電力機器は「総務省令 無線設備規則 第49条の14」及び「郵政省告示平成元年第 49 号」により筐体の構造が定められています。

    「筐 体(無線設備規則・第 49 条の14)(郵政省告示・平成元年第 49 号)無線設備は一の筐体に収められており(集中基地局等に使用する空中線共用器も含む。)、かつ、空中線端子を備えず、容易に開けることができないこと。」

    このため、特小無線機のボディを止めるネジは通常のプラスネジではない、特殊形状のものを使っています。

    一般のユーザーが特定小電力機器の分解をすることはこの条項に違反して、工事設計認証または技術基準適合の効力を失う行為になります。工事設計認証または技術基準適合の効力を失った機器を使用することは不法無線局の開設に該当し、電波法第110条により罰せられます。

    従って、弊社では特定小電力無線機本体の分解が必要な補修部品の提供は一切行って居りません。他の業務用無線機についても技術基準適合品ですから、同様の配慮をしています。

    アマチュア無線機は、同じ技適対象品であっても、保証認定を受けるなど規定はあるものの、法の許す範囲でユーザーによる修理や改造が認められている製品ですので内部部品でも一定の条件のもとに販売をしています。

【受信機】アルインコの受信機はACARSやAISなどデータ通信の受信にも使えるの?

  • 本項はDJ-X100発売前の、アナログ専用受信機向けのFAQです。DJ-X100ではこれらのソフトの動作検証はしておらず、サポートも致しかねます。

    * KG-VDLは現在配布を終了されていますが、参考のため掲載を続けます。
    【A-1:KG-ACARSとKG-VDLについて】
    民間航空機の運行に実際に使われているデータ通信ACARS(Automatic Communications Addressing and Reporting System)やVDL(VHF Digital Link)の信号を受信し、パソコン上に飛行状況などをプロットさせることが航空ファンに大人気です。弊社ではDJ-X2,3/3S,7,8,10,11,20/2000、及びアマチュア無線ハンディ機でワイドバンド受信ができるDJ-V5/C7/G7でACARS、DJ-X11では両方の動作を確認しています。

    弊社がACARS受信に使用したソフトは日本語のフリーウエアで初心者にも大変使いやすく、接続が非常に手軽なKG-ACARSです。このソフトを弊社無線機と組み合わせてご使用になる上で、ご注意頂きたい点は:

    *デジタルデータを受信するのでスケルチを開放(レベルゼロ)にしますから、音声(ノイズ音も含めて)が出っぱなしになります。このため電池を非常に早く消費するので外部電源のご利用を強くお勧めします。インストール環境や必要なハードウエア、無線機とパソコンの間の接続方法などはソフトの推奨に従ってください。

    *受信モードは音声の航空無線と同じAMです。検証時のセッティングではDJ-X2000やX8、X11など音質切り替えのある機種はHI側に設定すると好結果が得られました。デフォルト設定では上記の機種の131MHz帯は自動的にAM受信になりますが、別のモードに固定する設定に変更されているとピギャピギャ音は聞こえても動作しません。うまく動かないときはAMモードになっているか確認してください。バッテリーセーブは原理上スケルチオープンで無効になりますが、設定でもオフにしておくことをお勧めします。

    *DJ-C7の音声出力用2.5mmステレオジャックはマイクジャックも兼ねており、単純に3.5mmモノラルジャックのついたコードに変換プラグを付けて接続するとC7は送信してしまい、使えません。ご自分で転換コードをお作りになる場合はプラグの真ん中のリングは使わないようにして、3.5mm側の先端と2.5mm側の先端(トップ)、根本(スリーブ)はお互いにアースとなるように接続してください。弊社アクセサリーEDS-7変換プラグ(定価1260円)をお求め頂くと市販の3.5mmモノラルケーブルをそのままC7に挿すことができます。旧品番アクセサリーですが、弊社に若干在庫がございますので販売店にご注文ください。尚DJ-X7は、ERW-7に付属の変換プラグを使って直接無線機に接続できます。

    *残念ながらモービル無線機で航空無線受信が可能なDR135・120系やDR620・635系ではうまく動作しません。F1Eデジタル通信モード対応など設計上の理由から音声フィルター特性がハンディ機とは異なることが理由で、ソフトのせいではありません。ACARS受信は音声の航空無線受信と合わせて行うと一層興味深い物になります。モービル機は音声出力が大きく出来るので音声受信用、ハンディ機はコンパクトなのでパソコンの横に置いてデータ受信用、と使い分けてください。
    尚、DJ-X11の2波受信機能を使い、例えば131.25と131.45のようなトラフィックの多いチャンネルをモニターすると、同時に信号を受信することがあります。このとき受信した信号は「音が混じった」状態でパソコンにモノラル入力されますのでデコードしないことがあります。一般の地域では2波モニターの方が確実にプロット数は増えますが、東京と成田のトラフィックが両方受信できるようなACARS信号過密地域ではバッティングが増えすぎてデコード率が下がる時間帯があるかも知れません。2台の無線機で別々にRchとLchからステレオ入力された信号はサウンドカードで別処理されるので同時受信した時でもデコードします。ご注意ください。

    * KG-VDLは現在、配布を終了されていますが、参考のため掲載を続けます。
    KG-VDLは次世代の高速デジタルACARSとも言うべきVHF Digital Linkの略でVHF帯を使った航空機のデジタルデータ通信の総称です。KG-VDLではVDL Mode2のデコードを行うことが可能で、そのうちACARSフォーマットのデータを従来のプロットソフトに受け渡すことでメッセージの解析と航空機位置のプロットを可能にしています。このソフトは従来の受信機では簡単なケーブル接続だけでは使えませんが、DJ-X11の場合IQ信号モードがサポートされているため3.5mmステレオ(必ずステレオプラグをお使いください)ミニプラグ付きオーディオケーブルでPCに接続するだけでKG-ACARS/KG-HFDLの地図上に簡単にVDL信号をプロットできます。KG-VDLの説明書(readme.txt)にはDJ-X11の使い方が丁寧に書かれておりますので詳細はそちらをご参照ください。IQ信号出力時にはバッテリーセーブ、スケルチとボリュームは関係なくなるため、これらの設定を変える必要はありません。

    * KG-AISは現在、配布を終了されていますが、参考のため掲載を続けます。
    【A-2:KG-AISについて】
    Automatic Identification Systemと呼ばれる船舶のリアルタイム・プロットも、沿岸部にお住まいのユティリティリスナーの間で人気が急上昇中です。この受信に使われるソフトKG-AISでは「検波信号」という音声とは異なった信号をパソコンに入力する必要があります。DJ-X11ではこの信号をセットモードで選択することで音声信号同様にイヤホンジャックから簡単に取り出せるため、市販の3.5mmプラグが付いたオーディオケーブルでそのままパソコンに接続できます。後は航空無線のACARSと同じような感覚でレベル設定などをすれば、航行する船舶の位置や船のデータをパソコン画面で見ることができるようになります。

    *アナログMCAは遅くとも平成30年4月までに廃止されます。また、すでに900MHzデジタルMCAへの移行が促進されており、受信しにくくなっています。デジタル化したMCA無線の受信には使えません。
    【A-3:KG-MCAについて】
    DJ-X2000とX11は、850MHz帯MCA無線で特定の局にロックすると、MCAのシステムが通話チャンネルを変えても自動的に追従して受信できるソフトウエア、KG-MCAに対応しています。DJ-X2000ではERW-7, DJ-X11ではERW-8と、市販の3.5mmプラグが付いたオーディオケーブルでパソコンに接続します。ERW-7/8は周波数制御用、オーディオケーブルは音声の入力用です。詳細はソフトの説明書をご覧ください。検波信号が取り出せるDJ-X11ではMcAccessの他、JSMRのMCA無線にも対応します。

    * KG-HFDLは現在、配布を終了されていますが、参考のため掲載を続けます。
    【A-4: 短波帯で使うKG-受信ソフトについて】
    KG-FAX,KG-HFDL,KG-NAVTEXはDX-R8レシーバーで(アマチュア無線局を開局しておられればDX-SR8やSR9トランシーバーでも)楽しむことができます。両機ともERW-7を使えばKG-HFDLの周波数自動制御機能に対応します。接続は無線機のPHONE端子とPCのLINE-INジャックを3.5mmオーディオケーブルでつなぐだけです。(ERW-7も併用する場合はUSBポートと無線機のSP端子をつなぎます)

    残念ながら信号特性やチューニングの問題からDJ-X11やX2000のようなハンディ受信機のSSBモードでは、これらのデータ信号はまともに復調できません。

    【A-5: KG-RSについて】
    大気の状態を観測する気象観測気球にとりつけた調査機器のデジタル信号を受信、高々度の気温や気圧、湿度データを受信、パソコンにプロットするKG-RSもDJ-X11の検波信号・IQ信号両方の出力に対応して、どちらを使っても3.5mmオーディオケーブル接続だけで使えます。使われている機器が80mWと微弱な電波で放球場所や時間も制限があるため、航空機のACARS信号ほど簡単には受信できませんが、それだけに興味深いデータ通信です。

    【A-6: ソフトウエア受信に関するFAQ】
    位置データのプロッティング受信で最も大切なのは「外部アンテナを立てること」です。乗り物の移動に合わせて落ちてくる電波を連続して受信することでプロットが出来るデータ受信では、山の上や高層マンションの上層階、港が目の前といった場所にでもお住まいで無い限り、付属のホイップアンテナではまともなプロットは取れません。屋外用のアンテナを、なるべく障害物が少なくて高い場所に設置することが絶対に必要になります。

    多くお問い合せを頂くのが「KG-ソフトを使うのにERW-7/8が必要ですか?」ということです。これらのソフトを基本動作だけで使うならKG-MCAを除いてERW-7/8は不要で、電気店やホームセンターなどで安価に手に入る市販の3.5mmプラグ付きオーディオケーブルだけで事足ります。LINE-IN端子が有るパソコンでは抵抗無し、MIC端子を代用するときは抵抗有りのケーブルが基本ですが、相性もあるようですから一概には言えません。

    弊社のテスト環境では、KG-シリーズのソフトウエアはreadmeファイルをよく読んで接続と設定を正しく行えば複数のPCですんなりと動作しましたが、弊社製受信機に限らずサウンドカードとの相性などで上手く動作しない例も多数確認されているようです。申し訳ありませんが、このような相性の問題を全て検証することは不可能ですので、KG-シリーズに限らず第三者が制作されるソフトウエアの弊社製品との動作保証やサービスセンターでのステップバイステップの使い方サポートは一切致しておりませんので、予めご了承ください。(KG-ソフトウエアのページへのリンクは作者K.G氏の許可を得て掲載しています。)

【DCR】デジ簡はレンタル可能と聞きました。貸す側、借りる側で注意することは?

  • ■レンタルに関するルールは「デジタル簡易 レンタル 注意事項」で検索すると総合通信局が掲載する分かりやすいQ&Aがヒットしますのでそちらをご参照ください。弊社でもレンタルサービスを行っています。

    ■法律・規則上のご注意

    以下を遵守しないと直接・間接に法律違反となり罰せられる可能性があります。レンタルするほうもされるほうも、十分にご注意ください。

    *無断で第三者に又貸しをすることはできません。
    レンタル届出書に記載された使用者以外のユーザーはお使いになれません。

    *以下のような行為は直接・間接に電波法に抵触します。
    ・たまたま聞こえてきたものであっても、他人の通信の内容を他に漏らしたり、それを許可なく利用すること
    ・チャンネルを独占したり、他人の通信を意図的に妨害したりすること
    ・分解・改造をしたり、本体背面に貼り付けてある銘板ラベルや証明ラベル類を剥がして使用すること

    *上空、海外では使えません。
    このトランシーバーは日本国内の陸上(河川や湖上、桟橋などの港湾設備上を含む)と日本近海でのみ、使用が認められています。国内では外国籍の方でもお使いになれますが、デジタル簡易無線は日本の規格で、海外で使うと規格や周波数割り当ての違いから現地の法律で処罰の対象となります。また、無線機の持ち込み自体を厳しく制限している国や地域が多いので、海外に持ち出さないようご注意ください。。

    *電子機器、携帯電話の使用に制限がある場所では、このトランシーバーも使えません。
    航空機内、空港敷地内、公共の乗り物内、病院内などでは、原則使用禁止です。無線中継局など電波を使う施設では、管理者の指示に従ってください。

    その他、無線に関する法的なご質問は、直接お住まいの場所を管轄する総務省総合通信局におたずねください。

    *運転中の使用は携帯電話に準じます。
    携帯型トランシーバーを運転中に手で持って通話すると、道路交通法違反になります。運転中に使用するときはスピーカーマイクをお使いください。
    車載型トランシーバーのマイクを持って通話するのは違反にはなりませんが、操作部分を注視していると脇見運転に相当して罰せられます。

    その他、運転中の電子機器の使用に関するご質問は、直接お住まいの場所を管轄する警察署の一般相談窓口におたずねください。

    ■使用に関する重要なご注意

    *15chは待ち合わせのための「呼び出し周波数」と規則で定められており、一般の通話用ではありません。このため秘話やユーザーコードは設定できなくなっています。15chで通話を続けていると、別のユーザーとトラブルになる可能性がありますのでご注意ください。

    *半径10m程度の近距離で、複数のトランシーバーで同時に送信すると、異なるチャンネル設定でも妨害を与えたり受けたりして通話しにくくなることがありますが、異常ではありません。少し距離を取ってお使いください。

    *5Wで送信するとオーディオ、AV、PCやOA機器、警報機、シュレッダーのような事務機など、思わぬものに電波障害を与えることがあります。これらは無線機のせいばかりでなく、機器側に十分な電磁波対策がされていない場合にも起こります。本格的にお使いになる前に、特に重要な装置や誤動作すると危険な機器が有る場合は、予め近くで通話実験をして妨害が出ないことを確かめてください。

    *トランシーバー、充電器とも高温、多湿、直射日光の当たるところ、ほこりの多い場所は避けてお使いください。特に夏場の車内や窓辺に放置するのは絶対に避けてください。リチウムイオン電池は高熱になると破裂、発火の可能性があります。

    *通信のできる距離は周囲の状況によって大きく異なります。間にビルや高架など鉄筋の大型構造物、山や丘陵等の自然障害物、高圧送電線や電車の線路などノイズ発生源があると通信できる距離が短くなります。自動車など、移動中の通信でも通話しにくくなることがあります。逆に高い場所(山頂、屋上など)や河川敷や浜辺など障害物がない場所では驚くほど遠くまで通話できることがあります。ビル街などでは建物に電波が反射して、相手の方向とは違う方向にアンテナを向けると通話しやすくなることもあります。また、まれに大気が特殊な状態になるとラジオダクトと呼ばれる現象が発生して数百キロも離れた場所と通話できたり混信を受けたりすることがあります。

    *機能の一部は、レンタル前に業者がチャンネルや一部の機能をプログラミングして、使用制限していることがあります。レンタル機のプログラミング内容については、弊社サービスセンターではなく業者にお尋ねください。

【修理】修理の定額制について教えてください。

  • 弊社の修理サービスは基本的に壊れた部品や箇所を特定して作業しますが、製品の中にはこのような修理ができないものが有ります。
    • 電源機器:電源製品の分解修理には多くの工数と時間が必要ですが、製品の市場価格を勘案すると作業に見合う修理代をご請求することが難しく、さらに重いため昨今の宅配便の運賃値上げで弊社負担部分が大きくなっています。
    • 小型無線機器:最新の製品に使われている部品には短辺長辺とも1mm以下のチップがあり、機械が自動で基板にマウントします。部品と部品の間の隙間も狭く、人間がはんだごてで対応するのが困難になってきています。
    • 防水アクセサリー:防水にするためアフターサービスを無視してシールド材を詰めたり、ねじ止めでは無く溶着したりといった、機構的に分解できないものがあります。これらはもともと壊れたら新品に買い替え、を前提に設計されたものです。

    このような事情に鑑み、技術料と部品価格の合計が一定の額を超えた時点で、予め用意しておいた交換用ユニットの使用を含む、弊社が最適と考える対応を固定料金で行うのが定額制です。定額制の修理請求額は技術料と部品代一切で、機種によっては復路運賃まで含むものも有ります。

    対象機種でも、一般修理が可能な場合は今まで通り価格も含めて何も変わらない方法で作業します。定額修理になると、修理報告書には「実機を点検した結果、(故障個所を明示)の不具合と判明しました。但し部分的な修理ができないため、定額修理とさせて頂きました。不良部品または基板の交換と弊社既定の点検・調整を実施、異常が無い事を確認しました。尚、個別の修理内容のお問い合わせにはお答えできません。」のように記載します。

    一般修理で複数の部品を交換するなどして定額の上限金額を超えた場合も、ご請求は定額修理の金額を上限とします。このため「定額修理料金が上限」とお考えになれば、お断りになった場合のキャンセル料やご連絡に掛かる時間や返信の手間等を勘案すると、一般のユーザー様でしたらお見積りのご依頼は無意味になります。法人のお客様で、稟議などでどうしても必要であれば、お見積りは致します。

    こちらのFAQ.Q12「サービスセンターご利用の詳細案内」の「有償修理代金の目安」に料金表を掲載しています。尚、電源機器の価格表に記載がないものは旧機種で、修理サービスは終了させていただいておりますので悪しからずご了承ください。。

    なお定額修理制はあくまで「本来なら修理が可能だった故障」のみを対象にしています。雷撃、浸水、落下、経年劣化などによる修理不能の製品についてはその旨ご案内して、新品へのお買い換えをお勧めしております。

【ハム】アルインコのHF100W機を50Wに改造して3級免許や移動局で運用したいのですが、どうすれば良いですか?二級になったのでSR9Mを100Wで運用したいのですが?V/UHFモービル機で最大出力の改造は出来ますか?

  • DX-SR8Jでは発売当初50W仕様が無かったため、3級局や移動局向けに出力を下げる改造と、改造証明書を発行するサービスを行っております。ご依頼方法は一般修理と同じです。尚、DX-SR9には50W仕様のDX-SR9Mがございますので、予めそちらをお求めください。
    (DX-SR9Jの改造サービスもSR8Jと同じ手順で受け付けています。)

    「50W 申請の為の改造及び証明書発行」とご依頼頂きましたら、弊社サービスセンターにて改造を行い、証明書を添えてお返しします。費用は全て共通です。
    * 改造及び証明書発行手数料:(税別)¥5,000
    * 販売店を経由せず直接弊社SCにご依頼になった場合の代引き手数料・運賃込み発送手数料(全国共通):(税別)¥1,200  

    ご依頼方法は一般修理と同じです。尚、上級局になり50W機のM仕様を100WのJ仕様に改造するとか、50W改造機を100Wに戻す際も同様に作業を承りますのでSCまでご相談ください。

    誠に申し訳ございませんが、DX-70/DX-77シリーズについては生産を終了してから日が経っており、この証明書発行サービスは終了させて頂きました。弊社の改造証明書無しに申請される場合は下記をご参照の上、ご自分で改造を行って申請してください。又、JAIA加盟販売店で改造証明を発行できる場合もあるようですから、お近くの販売店にご相談なさるのも良いでしょう。
    (申請の要領)
    DX-70の説明書P.72「調整とリセット」以下にメイン基板上の出力切り替えスイッチについて記述がございます。DX-77でも内部に同様のスイッチがあり、出力が落とせます。この切り替えスイッチを50W側に切り替えます。改造前の写真と、スイッチが容易に100W側にできないように固定(例えばエポキシ系接着剤でスイッチを固める)した改造後の写真、さらにその改造方法の詳細説明を保証認定願と合わせて提出・申告します。尚、ご不明な点は必ず事前に認定機関までお問い合わせください。書類の書式や書き方の可否は無線機メーカーでは判断できず、総務省から認可を受けた保証認定業者のアドバイスを受けて頂く必要がある為ですのでお間違い無きようお願いします。

    逆にDX-SR9Mを購入、2アマ以上に昇級したので100W運用したい、という場合は弊社が開示する改造を行ったうえで、50W機のMを撤去して100W機のJに変更した形で送信機の変更として保証認定を受けなおしてください。弊社に改造をご依頼になる場合は100W>50W改造と同額の技術料を申し受けます。

    尚、VHF/UHFモービル機のパワーアップ/ダウンは技術上・技適上の理由から、このようなサービスはご提供しておりません。

【サービス】アルインコの無線機器類のアフターサービス全般について教えてください。

  • 以下、弊社の保証規定に沿って簡単にご説明します。尚、販売代理店が独自のポリシーでお客様に対して下記と異なる内容のアフターサービスをご提供されることがありますが、それが仮に弊社の定める保証内容より有利であっても、弊社は弊社が発行する保証書に記載された範囲での保証を限度と致します。又、有償修理価格は取次店によって弊社サービスセンターのものと異なる場合がありますが、その価格を統一する権限は弊社にはございませんのでご了承ください。

    【保証書が付属しない製品について】
    バッテリーパック、マイク類、充電器など保証書が付属しないオプションアクセサリーは、弊社の正規販売代理店から新品でのご購入直後の初期不良以外、保証の対象になりません。ご購入日が特定できるレシートや領収書は必ず保管して、ご購入後は必ずすぐに動作を点検してください。
    ・新品のまま保存してあっても、電池の過放電、ビニールやスポンジ素材の加水分解など、経時劣化は起こりますので初期不良にはなりません。
    ・ACアダプターやバッテリーパック、ニッケル水素電池用充電器などは物理的に分解できない構造になっており、修理ができないものがあります。このようなものの大半は修理を依頼する手間と費用より、新品購入のほうがリーズナブルになります。
    ・イヤホンマイクやDCケーブルなどコード付きの物はたとえ購入の翌日でも、何かにひっかけた拍子に切れることがあります。また、一般用のものを業務で使われると短期間で故障します。

    保証書が無い製品の点検修理についてご不明な点は、事前にお問い合わせフォームからご相談ください。

    【新品の保証について】
    新品の製品は、同梱されている保証書の内容に沿ってアフターサービスをご提供しております。必ず購入時に販売店印や購入証明ステッカーなど、販売店名と購入日が分かるように保証書に記載・貼付されているかご確認のうえ、保管して下さい。このような証明が受けられなかったときはレシートや、通信販売の場合は同梱の発送伝票や発送連絡Eメールのコピーなど、商品名と販売日が証明できる書類でも代用出来ますので合わせて保存してください。これがないと、無条件に保証対象外の扱いになりますのでご注意ください。

    仮に箱入りの新品で保管されていても、保証期間を過ぎると修理点検は有償となります。ご購入直後は必ずすぐに開梱、製品と付属品に異常がないことを確認してください。
    特に、使わずに備蓄すると電池は過放電して充電できなくなったり液漏れする可能性が高く、イヤホンマイクやアンテナなどに使われるスポンジやゴム、プラスチック素材は加水分解してぼろぼろになりますが製品異常ではありません。

    また、購入直後から不具合があっても保証期間を過ぎたものは保証の対象外となります。製品に不具合をお感じになったら、我慢してお使いにならずにすぐにご購入の販売店や弊社サービスセンターにご相談ください。

    【旧製品、在庫品、保管品について】
    保証書付き新品であっても、該当製品の最終製造日から5年以上が経過している旧製品は、補修部品の払底などの理由からメンテナンス対応を確約できず、保証書の内容通りのサービスをご提供できない場合がございます。アフターサービスの対象外製品のリストはこちらです。旧製品をお求めの際はご注意ください。尚、このページへの掲載をもって保証とサービス提供終了の告知に替えさせて頂いております。

    弊社の販売代理店がお客様に正規の保証書を発行した商品以外は、新品(のように見える)と言えども製品保証はできません。商品の入手経路、在庫中の管理や取り扱いなどに信頼性が無いからで、特にオークションのような個人取引やそれに近い売買では保証が受けられないリスクが高くなりますのでご注意ください。

    旧製品の修理の際、純正部品の新品が入手できなくなっているときは、弊社が適切と認める範囲で電気・機構の両方について、代用の部品(オリジナルとは違う部品メーカーの同等品や、他機種に使う色違い・類似の物など)や新品では無い部品(保守用に保存している製品や基板から外して流用する部品)を使用する場合があります。

    旧製品の修理は対応可能な技術員が限定される、部品調達や修理作業に時間が掛かる事がある等の事情から、1ヶ月以上のお時間を頂く場合があります。

    【修理部品や説明書などの書類について】
    (1)修理に関する全責任を購入者が負う事と弊社SCは一切のサポートをしないことを理解していただけば、アマチュア無線機の修理用部品は販売店、又は弊社SCよりお求め頂けます。この項目の下に部品の購入方法に関するFAQがございますので参照ください。

    (2)アマチュア向け製品であっても修理技術上の問題が有るもの(例:CPUなど手作業での交換が困難なもの)や、特定小電力無線機・業務用無線機・電源の部品で法的、安全上の理由などから部品単体の販売はできない物があります。又、サービスセンター業務に必要なストックの確保を優先しますので、在庫が少なくなった部品は販売しないことがあります。

    (3)電池関連・アンテナ・マイクロフォンなど基幹付属部品については、アフターサービス提供期間中は製品をお使いになれる最低限の範囲で、スペア部品として保存しております。このため色や外見がオリジナルと異なる物、化粧箱に入っていない物、充電池の場合は電圧や電流容量がお使いのタイプと異なるもの、乾電池ケースが無い時は代用となる充電池パックをお勧めする等の場合や、弊社製品に使用可能と思われる他社製品のご案内をもって保守に替える場合があります。充電器のスタンドとアダプターのように複数部品で構成されるアクセサリーは、それぞれの部品が独立してお求め頂ける物とそうでないものが有りますので弊社SCまでお問い合わせ下さい。

    (4)延長ケーブル類、内蔵追加基板、ソフトケースのような機能拡張用のアクセサリーは部品保守の対象外です。

    (5)上記の部品保守期限内であっても、災害による在庫の破損、在庫中の品質変化、盗難、部品メーカーの責に係る事情など、不測・不可抗力によるメンテナンス資材の損失・入手不可となる事態が起こった場合はサービスを提供出来なくなりますので、ご了承ください。

    (6)弊社製品の取り扱い説明書及び製品に同梱される資料、化粧箱などの印刷物も部品同様の方法で販売店又は弊社SCより有償にてお求め頂けます。但し、印刷したものの在庫が無くなった場合はサポートを終了し、或いは電子ファイル化したものを弊社ホームページ上やご購入者個別にEメールなどを経由して無償で提供する場合があります。説明書類の購入方法は別項目のFAQに掲載していますのでご参照ください。箱については内装品(クッションや仕切り)は付属せず、製品管理用バーコードなどのラベル、スタンプ類も有りません。それらの販売や対応はお断りしています。

    (7)アマチュア無線機の回路図やサービスマニュアルは在庫状況に応じて、取り扱い説明書に準じ有償・無償でご提供します。また設置や使用環境に合うかどうかを見極める参考用途の簡易な寸法図はアマチュア無線機以外でも無償でご提供できる場合がございます。
    それ以外の製品については、法的・安全上などの理由で有償といえども出図をお断りしています。説明書・各種図面・仕様書・技術設計資料・保証書再発行・シリアル番号シールや銘板の出図発行と新規の作図の可否は、例え製品をご購入になった後のご要望であっても弊社が任意に決めさせて頂きます。

【無線機全般】アルインコ製品で使えるアンテナを推奨してください。どんなアンテナを買えばいいの?●X社製のアンテナは使えますか?

  • アンテナに関しても、多くのお問い合わせを頂きます。

    弊社では、他社製のアンテナに関する検証は一部の斡旋品を除き、一切致しておりません。このため「この会社の、このアンテナが良いですよ」というお勧めもしておりません。アンテナが交換できる民生品の無線機、受信機についてはアンテナメーカーから多彩な製品が発売されています。「どれを選べばよいかわからない」ということであれば、迷わず無線機専門の販売店にご相談ください。特に車載や基地局用、固定局用のアンテナは固定金具(基台)、アンテナマスト、ステー、同軸ケーブル、アンテナコネクターなど小物類も必要になります。

    アンテナメーカー製のものは、特に明記が無い限り、周波数、耐入力、アンテナコネクター形状に適合するものであればメーカーを問わず無線機に接続できます。ただ、無線機メーカー製のハンディトランシーバーが純正品として採用するものを他社製トランシーバーにつなぐと、たとえば1W機用のものを5W機で使うことになって発熱して使えなかったというような事が起こり得ますのでご注意ください。

    まれにアンテナメーカー製のアンテナ、コネクター付同軸ケーブル、コネクター変換アダプターが弊社製品と機械的に勘合しないのでは?といったご相談を受けることがあります。ホイップ型ならアンテナのすそがボディまで届かず少しコネクターが見えている、同軸ケーブルのコネクターなら、たとえばM型は海外のPL型と共用できるタイプなら専用のコネクター同士より機械的な勘合が悪く感じられる、SMA型ではコネクターのリングを最後までしっかり締めたにも関わらずケーブルが動く、回るというようなことですが、相性問題の範囲であることがほとんどです。他社製無線機では動作するのに、アルインコの無線機につなぐとまったく送受信できない、というような明らかな異常の場合は点検しますので、弊社サービスセンターにご相談ください。

【特小】通話中に、電池が無くなった時のように表示が急に消えたり電源が落ちる事があります。減電池表示は出ていなかったのに、なぜ?

  • 最近の特小無線機のトレンドは電池の本数を少なくするエコ型が主流です。単三1~2本と少ない電池電力で従来と同等以上の音声出力を取り出し、なおかつ電池を目一杯使い切るために回路設計上、いろいろな工夫をしていますが、電圧や内部の抵抗値が異なる充電池や乾電池を使えるようにすることや、この電池の数を減らす工夫から来る理由で、電池や無線機の状態によっては、減電池表示が正確に表示されない場合があります。

    ・説明書をよく読んで「使用する電池の種類を指定する」設定項目が有れば、正しい設定をしてください。設定が違うと減電池表示は不正確になります。

    ・音量ボリュームを急に上げたときに電源が落ちるようなら、減電池表示が出ていなくても電池はかなり消耗しています。場合によって音量を下げる、電源をしばらく切っておくなどすれば、電池の特性から若干電力が回復しますが長く使える状態ではありません。なるべく早いタイミングで充電をするか、新しい電池に交換する準備をしてください。

    逆に言えば、急にMAXまで音量を大きくしても電源が落ちなければ電池の残量はそこそこ残っている、と言えます。一種の「電池残量チェック方法」として覚えておくと便利です。

【電源機器】AC100Vを出力するDCACインバーターにAC100V入力の安定化電源をつないでDC12Vが取り出せ、接続機器が使えますか?

  • 今般のハイブリッド車にはAC100Vを出力するACDCインバーターを標準装備するものがあり、お問い合わせをいただくことが増えています。

    本件は、結果から申し上げて保証の対象外となります。

    現時点で、インバーターに接続したことが直接の原因とみられる安定化電源の修理は弊社サービスセンターでは承ったことがありません。電気的には接続しても故障はせず、きちんと起動すればお使いになれると存じます。但し下記のような原因から、弊社では車両と電源、ともに故障しても保証修理や損害の補償は致しかねますのでご了承ください。

    ・弊社安定化電源は家庭用ACまたは発動発電機の「正弦波の入力」を想定して設計製造しております。一般民生用に発売されている矩形波インバーターの使用は想定しておりません。
    ・インバーターと安定化電源、2つの変換を行うことで効率が悪くなります。消費電流が増え、安定した動作も保証できなくなります。
    ・現行製品の一般向けインバーターはほとんどすべてスイッチング方式でしょうから無線機の受信時にはスイッチングノイズの影響を受ける可能性が高くなります。DM330MVのようなスイッチング方式の電源なら、ダブルでノイズの発生源となります。
    ・市販のインバーターすべて、また多数の自動車で動作点検するのは事実上不可能です。「Aで使えるからBでも」はインバーターのようなデバイスには通用しません。(例えばスイッチングノイズでもその対策は製品によって様々のようです。)
    ・インバーター側の最大出力電流量を把握されているユーザー様ばかりではありません。自動車のコンセントの中には100W程度の小さな電流しか出力できないものもあるようで、ポータブルゲーム機やパッドのような省電力型デバイスの使用とそれらのバッテリー充電程度にしか適さない容量のコンセントに大きな電源をつながれると故障の原因になります。
    ・安定化電源はリニア方式はもとより、スイッチング電源でも結構重い部品を搭載しています。常に振動が加わる環境でお使いになることは想定していないので部品故障のリスクも高くなります。事実、弊社のDCDCコンバーターやMILスペックの車載無線機は振動や加速減速時の衝撃(G)を想定して製造しており、重い部品はボンドで補強固定するなど配慮をしています。

30chのデジタルトランシーバーは82chに拡張してもらえるの?有償で構いません。

  • 弊社ではそのようなサービスは行っておりません。

    デジタル簡易無線を含む無線機器は認証機関から技術基準適合証明を受けなければ使用できません。登録局3Rの82ch(3T)への改造は周波数の拡張という重要なスペックの変更ですから別技適の取得が必要になります。新品で製造するDJ-DPS70EやDR-DPM60Eなどの技適番号とは共用することができません。検査を含む技適取得費用は新品の簡易無線機が何台も買える額で、CSMも取得し直しになりますが、これにも費用と手間が発生します。さらに弊社の手数料を加えると、時間、手間、費用、すべてが非現実的になるためです。

     

【修理】修理点検の依頼方法と有償時の修理技術料について、詳しく教えてください。

  • 【保証期間内点検/店頭・取引のある業者からご購入】

    同じ販売店・商社にご相談ください。特に初期不良の場合、弊社保証書に記載の内容以上に丁寧な対応をされるケースもあるようです。

    【保証期間内点検/通販や遠方のお店でのご購入】

    製品をお求めになった販売店をご利用になれないときや「アルインコのサービスに直接ご相談ください」と案内されたときは弊社サービスセンターで保証点検を行います。その際に必ず保証書とご購入の日付が証明できる書類のコピー(販売明細、レシート、送り状、注文メールのコピーなど)が必要になります。これらの書類は大切に保管してください。

    【保証対象外の有償修理】

    有償修理の場合はお近くの弊社製品販売店に、修理取り次ぎができるかご相談されることをお勧めします。有償の場合は購入されたお店でなくても修理の取次ぎをしてくださるところが多く、依頼票の記入や発送の手間が省けたり、往路運賃にメリットが出たりすることがあります。お近くに販売店が無いときは直接弊社サービスセンターをご利用ください。

    以下、保証の有無を問わず、弊社サービスセンターの利用方法をご案内します。
    修理品の送り先と修理価格の目安は本章の後半、修理品の送り先の下に記述しています。
    弊社に修理をご依頼になるときは以下の内容にご同意いただいたものとさせていただきますので、必ずお読みください。

    【修理依頼される際のご注意】

    該当製品が受付可能かどうか、こちらでご確認ください。旧製品は修理の受付を終了させていただいております。修理依頼を受け付けている機種でも、技適番号によっては修理ができないものがあります。
    技適番号が複数存在する機種は、古いロットの部品在庫がなくなってオリジナルの技適番号を維持した修理ができなくなっています。修理できないものは運賃着払いでご返送します。

    ・2022年11月以降、使えなくなったり、使い続けるには手続きが要る無線機があります。
    電波法の改正で、2007年頃までに製造された(旧スプリアス規格)無線機の使用制限と簡易無線のアナログ停波に関するご注意をこちらに掲載しております。ご存じでなければ必ずお読みください。旧技適品は新品(新技適品)へのお買い換えをお勧めしています。このHPでご紹介している現行製品は全てこの規制の対象外で、安心してお使いいただけます。

    ・有償修理の代金は宅配便業者にお支払い頂く「代引きサービス」のみになります。
    代引き以外の決済は勝手ながらできません。代引きができないときは、販売店にご相談ください。

    ・「修理」のみを承っております。「改造」はできません。
    アマチュア無線機や受信機で、弊社がサービス内容を明示するごく限られた例外を除き、特小無線機のアンテナを違うものに変えるような「改造」は技術基準適合認証に反するなどの理由から、一切お断りしています。ご依頼品は運賃着払いでご返送します。

    ・旧製品の部品は代用品を使用することがあります。
    生産終了品の修理は、弊社の技術員が適切と認め、お客様の不利益にならない範囲で予告なく、保守用に保存している製品から外して流用するもの、弊社工場で再生したユニットや基板、品位を損なわない範囲で色違いや質感が違うものを使用する場合があります。

    ・修理の保証期間は30日です。
    正しくご使用中に同じ箇所が故障した場合や正しく修理できていない場合は、この期間内であれば無償で再修理致します。

    ・修理預かりには期限があります。期限を過ぎると無条件で廃棄します。
    理由の如何にかかわらず、お預かりしてから180日以上経過してもこちらからのご案内に一切お返事をいただけない修理品は、無条件で廃棄処分させて頂きますので予めご了承ください。事後のクレームは一切お受けできません。

    ・美観のための部品交換やスペア部品が必要なときはお客様の事前連絡が必要です。
    美観のための部品交換は必ず修理依頼時にご明示ください。ケース、ツマミ、アンテナなどの機構部品は、修理技術員が使用に耐えると判断したものは外観に関係なく交換しません。ベルトクリップや取り外し式の防水キャップなど意図的に外してお使いになることがあるものは、修理品に付属していない場合、取り付けずに返却します。部品が必要な場合は必ず「***部品を希望」と明示ください。

    ・他社製品の点検修理は一切承っておりません。
    弊社製品と組み合わせてお使いでも、点検修理できるのは弊社製品だけになります。他社製品はこちらが事前にご依頼する特殊なケースを除き、送らないでください。

    【修理対象品と同時にお預かりするもの】

    1:有効な保証書(有償修理の場合は不要です)
    保証期間内点検をご依頼になる際は、必ず販売店の購入日捺印や販売証明ラベルが貼られた保証書が必要です。日付の記載が無い保証書の場合は、レシートや商品発送連絡メールのコピーなど、製品名と購入日が証明できる書類のコピーを添付してください。(この際、返送時に保証書に書き込みをしてお返しする場合がございますのでご了承ください。)
    有効な保証書が無い場合は、無条件に有償修理扱いとなりますので、予めご了承ください。一度処理されますと事後の返金などは致しかねます。保証書に関してご質問がありましたら、必ず事前販売店サービスセンターにお尋ねください。

    2:ご返送先の氏名・〒番号・住所・電話番号と、不具合の説明を書いたメモ
    送り状は汚れたりして読めないことが多々あります。必ず必要事項を書いたメモを同梱してください。有償の場合は、宅配便を受け取りやすい時間帯があればお書きください。(例:AM中、一番遅い夜、など)下記の依頼書をプリントしてお使いいただくと便利です。

    このメモは修理品にゴムでとめる、封筒に入れる、など分かりやすくしてください。開梱時、梱包材まですべて取り出してチェックはしておりますが、メモ紙が小さい、梱包材と紛らわしい紙を使われる、などは見落とす原因となります。

    有償修理依頼票

    保証修理専用修理依頼票

    (ご注意)
    ・複数の製品を一緒にお送りになるときは、一台ごとに症状をお書きください。
    ・「この個体と通話ができるように設定してほしい」など、「正常に動いている製品」をお送りになるときはその旨が明確にわかるようご連絡ください。「修理は不要」とご指定になった製品は、明らかな異常が認められない限り、現状のままお返しします。逆にご説明がないときはメンテナンスをして規定の技術料をご請求します。なお他社製品をこの目的でお送り頂いても、対応は致しかねます。
    ・特定の条件でしか発生しないような不具合は、症状の説明が不十分だと修理が行えない場合もありますので、発生するときの条件や症状をできるだけ具体的にご連絡ください。(例:寒いときだけ、自動車で使った時だけ…など)
    メモ書きでは説明しきれないような場合は、お電話でもご連絡を承ります。メールでのご連絡はお問い合わせフォームで承ります。

    【お電話によるご連絡先】
    アルインコ電子サービスセンター:フリーダイヤル 0120-464-007
    平日 AM10-12時、PM13-17時(土日、祝日、弊社休業時は除く)

    3:一緒にお送りいただく付属品

    *ハンディ機症状によって変わります。
    充電、外部電源端子からの通電が正常にできている場合は充電器、シガーケーブルなど電池関連アクセサリーは不要です。弊社純正バッテリーパック、アンテナ、オプションマイク類はお送りいただければ一緒に点検します。サードパーティ製アクセサリーは点検修理の対象外ですので絶対にお送りにならないでください。

    【参考】
    マイク、バッテリー、充電器などアクセサリーが原因の不具合は多いものです。同じ機種を複数お使いなら、ご依頼前に「良品の無線機のアクセサリーを不具合無線機につないだら正常に動く」、「不具合無線機のアクセサリーを良品の無線機につないだら動かない」のクロスチェックをしてください。業務仕様マイク、連結充電器は修理できますが、バッテリーの劣化や一般仕様マイクの故障は修理できず、お買い換えになります。

    *モービル機:標準付属品のマイクのみで構いません。
    DCケーブルとセパレート設置されたフロントセパレートケーブルは、不良が疑われる場合を除いてお送りいただく必要はありません。

    【発送に関するお願いとお断り】

    往路の破損事故は運送会社の責に係るものを除き、お客様の自己責任です。以下をお読みの上、確実に梱包してお送りください。

    ・発送には修理品のサイズに見合う段ボール箱をお使いください。
    ・製品オリジナルの化粧箱を発送にお使いにならないでください。

    化粧箱は薄く、運送中に汚損、破損して無線機までダメージを受けることがあります。特に破損がひどく返送時の梱包に耐えられない場合は破棄して別の箱で返送します。
    ・化粧箱を輸送箱に入れてお送りにならないでください。
    オリジナルの化粧箱に修理品を入れ、それを段ボールに入れられると余計な運賃が発生するうえ、化粧箱の汚れや破損の原因となります。送られた化粧箱が汚損しても責はご容赦願います。適正なサイズのしっかりした箱に入れてお送りください。
    ・必ずクッション材で保護してください。
    箱を振っても内容物が動かないようクッション材で養生してください。クッション材がないときは、新聞紙やチラシを1枚ずつくしゃくしゃに丸めたボールで代用できます。
    ・不要なものは送らないでください。
    点検に必要と弊社が依頼したものを除いて、弊社製以外のアクセサリーや付属品、ストラップなどは絶対にお送りにならないでください。破損・紛失しても責は負いかねます。ステッカー、デコレーション、ストラップ、ラベルなどは必要がある場合、現状を回復できない状態に破損、除去することがございますのでご了承ください。
    ・過剰包装は復路運賃が割高になります。
    10台用の無線機キャリーケースに1台だけ修理品を入れて送る、など非合理的な荷姿で10サイズ(3辺の合計が100cm、または質量が10kg)を超える物は、返送時の発送手数料が増額になります。過剰梱包、不要物送付は絶対にしないでください。
    ・到着時の状態と同送品の内容は、弊社が受付データ入力したものを基準とします。
    お送りになる前に何を梱包したか、手元に控えておくことをお勧めします。サービスセンターでは受付時、車載ブラケットの取り付けねじ1本のレベルで付属品の確認をしています。「送ったXXXが返ってこない」とお問い合わせいただいたら、弊社の入力データと照らし合わせて確認しますが、こちらで受領していないものについては補償は致しかねます。

    【納期について】

    ・一般的な修理は、修理品を受け付けてから10~14営業日程度です。
    但し特定の技術員でないと修理ができない、特殊部品で入手に時間がかかる、などの事情から、それ以上のお時間を頂く場合がございます。
    ・複数台の修理は原則として、まとめて一度にご返却します。
    多数だと複数日にわたって修理を行うため、少数の修理より時間がかかります。台数が増えるほどこの時間が増えるので、例えば10台のメンテナンスの場合でも5台ずつに分けるほうがご返却は早くなります。
    ・夏季・正月休暇、GW前後は納期にご注意ください。
    休暇前にご返送できる納期の情報はこのページの一番下、「重要なお知らせ」に掲載しています。
    ・梱包材はできるだけリサイクルしています。
    環境に配慮して、修理品の返却時に使い回しの箱やクッション材を利用することがございます。何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

    【修理品の送り先】
    〒541-0043
    大阪市中央区高麗橋
    (こうらいばし)4-4-9 淀屋橋ダイビル13F
    アルインコ 電子サービスセンター
    TEL:0120-464-007


    ・送り状の備考欄には「修理品在中」と記載してください。
    ・保証期間の有無に関わらず、サービスセンターに直接修理品をお送りになる際の往路運賃は元払い(お客様のご負担)とさせて頂いております。着払いでお送り頂いても受け取りを拒否する場合がございますので予めご了承ください。保証期間内の修理品の復路運賃は弊社が負担いたします。
    ・保証の有無を問わず、海外への発送は致しかねます。国内向け製品の保証書は日本国内でのみ有効です。

    【有償修理の価格表、修理代金の目安とお見積りについて】

    【修理価格表】2024年4月更新 / 新機種追加 ※従来の価格に変更はありません。
    こちらの修理価格表をご覧ください。電子事業部の、一般向け製品すべての修理価格を掲載しています。一部の製品は定額制を導入しておりますのでご理解ください。
     旧技適機種は修理サービスのご提供を終了しております。

    【有償修理代金の目安】
    下記は弊社の代表的な製品群の修理費用の目安です。但し修理料金をこの範囲で確定するものではありません。記載の価格は税込の技術料と部品代のみで、定額制の無線機・電源を除きサービスセンターまでの往路運賃・復路発送手数料は含みません。定額制、と記載の物は修理価格表をご参照ください。

    [特定小電力 & デジタル小電力コミュニティトランシーバー]
    ※普及型:6,000~9,000円
    【参考】今般は普及タイプの特小無線機の市場価格が下がり、修理依頼にかかる交通費や運賃も入れるとお買い替えになるほうがコストパフォーマンスに優れる場合がほとんどです。有償修理をご依頼になる前に「DJ-***(機種名)アルインコ」でネット検索、新品の実売価格をお調べになることをお勧めします。
    ※ガイドシステム、超小型:7,000~10,000円(但しラペルトークは定額制)
    ※多機能、同時通話タイプなどハイエンド業務用:8,000~11,000円
    ※DJ-PHM10 ヘルメット専用 定額制 
    ※DJ-PHM20 ヘルメット専用 マイク交換など外観・機構部品修理9,000~12,000円
    内部基板上の部品故障は定額制 
    ※ワイヤレス・コール 定額制 
    ※DR-PM300SE 車載・基地局
    無線部、操作部、マイク、アクセサリー含む一式総点検 ¥18,000~
    ・無線部のみ (アンテナ、ケーブルコネクター破損など) ¥15,000~
    ・操作部のみ (フロントユニットと本体/内蔵スピーカー異常、表示不良など)\10,000~
    ・EMS-924 スタンドマイク (PTTスイッチ/マイク チューブ破損など)\6,000~
    ※デジタル小電力コミュニティ無線 9,000~13,000円

    [簡易無線]
    ※デジタル簡易無線トランシーバー5Wタイプ:14,000~16,000円
    ※同 1Wタイプ:12,000~14,000円

    [受信機]
    ※SSB無し 7,000~9,000円
    ※SSB有り 8,000~10,000円
    ※DJ-X100
    ・フロントケースや液晶交換など手作業が可能な一般修理 14,000~20,000円
    ・基板に実装された部品の交換など手作業できない故障は定額修理制 52,800円
    ・簡易修理 (弊社規定の特定部位の故障:部品・発送手数料別途・防水保証不可)3,500円程度
    ※DX-R8 9,000円~20,000円

    [アマチュア無線]
    ※アマチュア無線機 ハンディ:モノバンド 6,000~12,000円 / マルチバンド 7,000~14,000円
    ※アマチュア無線機 モービル:モノバンド 8,000~12,000円 / マルチバンド 9,000~15,000円
    ※アマチュアHF帯無線機、HF帯受信機:10,000~20,000円

    [アクセサリーその他]
    ※ 業務用マイク類、急速充電器など修理可能なアクセサリー
    4,000~5,000円
    ※ 防水スピーカーマイク、Bluetoothマイクは一部定額制を採用し、機種と修理内容により大きく変わります。詳しくは修理価格表をご参照ください。
    ※ 小型拡声器DLS-01も定額制です。但しフロントケース割れの交換程度はアクセサリーの技術料+部品代、発送手数料の一般修理になります。マイクEME-844の故障は新品へのお買い換えです。
    ※ 内蔵電池の交換は電池、技術料、税込み5,500円です(発送手数料別)。電池の交換後、簡易な動作テストだけをしてお返ししています。測定器を通しての点検再調整は行いません。修理と同時にご依頼の時は修理価格+電池の部品代を申し受けます。 防水機の防水性能保証は無くなりますが、通常、電池交換が必要になるころには防水保証期間は終了しています。防水性能保証が必要なときは、別途一般修理技術料+部品代を申し受けます。価格の目安はサービスセンターにお問い合わせください。
    ※ 一般仕様のイヤホンマイクやトリクル充電器・ACアダプター類(販売価格が3,300~5,500円程度のもの)は消耗品で、分解できない構造になっていること、運賃なども考えるとコスト的にもお買い換えのほうが安くなることから、修理は受け付けておりません。

    [電源] すべて定額制
    但し簡単に交換できる部品の修理であれば一般修理扱いになり、修理価格も安くなります。修理価格表をご参照ください。

    【お見積りについて】

    ・お見積りをご依頼になり、提示額をご覧になった上で修理をお断りになると既定の「見積技術料(キャンセル料)」をご請求します。
    修理品の受付から返送にかかる事務管理費、見積書発行と連絡の通信費、故障個所の特定に掛かる技術料を含みますが、発送手数料は別途申し受けます。金額は修理価格表をご参照ください。

    ・お見積りは通常の修理よりも時間が掛かります。
    一旦特定した故障個所をその場で直せず、技術料の連絡や修理可否の返事を待つ時間が余分に掛かるためです。修理価格が気になる場合は、上記の目安金額の上限を参考に、例えば「税込み10,000円以上になるときだけ見積りの連絡をください。」とご指定ください。指定金額以下ならすぐに修理できます。
    特にお見積り指定が無くても、高額な修理になる場合はご連絡を差し上げています。このときも、修理をお断りになると見積技術料を申し受けますのでご了承ください。

    ・定額修理対象品は、個人のお客様へのお見積りは原則致しません。
    上限金額が明確なのでお見積りの必要はありません。法人の稟議目的など特殊な事情が無い限り、定額修理品の見積書発行依頼は承っておりません。

    重過失起因と旧技適製品の修理について】

    ・水没・塩害・落下・衝撃・雷撃・電池の液漏れなどで修理不能と技術員が判断したものは、現状のまま無償でお返しします。
    仮に動作するところまで修理ができても製品寿命が極端に短くなる、部品代と技術料を含めれば製品をお買い換えになるほうが安く上がる、などが理由です。直接サービスセンターにお送りになったものは運賃着払いにてご返送します。

    ・修理不能品の廃棄は無償で承りますが、事前に弊社がご用意する「廃棄同意書」に署名して頂きます。

    【プライバシーポリシーについて】

    個人情報は弊社のプライバシーポリシーに基づき管理しており、送り状控えなどは守秘義務契約のある業者が処分しています。

【サービス】ファームウエアの内容と更新について教えてください。

  • ファームウエア(無線機器を動かすためのプログラム)の更新は機種を問わず、製品として成立しない様な不具合の修正、または使用者にとって有益な機能を実装した時でない限り、更新したことやその内容を開示することはしていません。ファームウエアのバージョンが違うものは不具合の修正や機能の追加が有ったと思われがちですが、弊社の場合、例えば工場の自動検査仕様の変更など、機能とは関係のないものも連番管理しています。このため番号が上でも機能面は何も変わらないものが多数存在します。

    受信機やアマチュア無線機のようなホビー製品は更新の実行プログラムをHPに公開したり、ご要望に応じてメール配信することがありますが、特小無線や簡易無線のような業務用機のプログラムは配布しておりません。業務機は販売店が顧客のニーズに合った設定を多数の個体にプログラムしてから納品するため、使用者が興味本位で変更すると状態が変わったり、書き込み失敗でフリーズして通信障害の原因になるためです。また必要がないため、古いバージョンのファームウエアは業務、ホビー向けを問わずご要望があってもお出ししていません。

    アフターサービスとして希望者のみに提供する、主にホビー関連の機能追加などは一部無償のものがありますが、運賃実費はご負担いただいております。また修理点検時、必要に応じて修理依頼品のファームウエアを無断で更新することがあります。

    戸別受信機のEMG、特小無線のリモコン項目追加のような、業務用途や新しいシステムに対応させるための変更は有償です。システム導入時に販売店にご相談いただくか、弊社サービスセンターをご利用ください。

    [弊社サービスセンターの技術料とご利用方法]
    *価格:技術料4,000円+復路運賃込み返送手数料1,200円+税10%=5,720円
    *お支払:代引きのみとなります。他の決済方法をご希望でしたら無線機販売店にご相談ください。
    *納期:輸送期間・土日を除いて7日程度です。お急ぎの時はあらかじめサービスセンターにご相談ください。
    *ご依頼方法:
    返却先のご住所、お名前、平日の昼間に連絡が取れる電話番号、「プログラム更新希望」を明記したメモ書きを添えて、以下の宛先に運賃元払いでお送りください。
    ・復路の配達時間や曜日についてご希望があれば、合わせてお書き添えください。
    ・このメモが無いと修理品と間違って受付されるなどトラブルのもとになります。梱包材に紛れないよう、できればメモをゴムバンドで本体に巻く、ナイロン袋に無線機と一緒に入れて梱包するなどご配慮ください。

    *梱包について:
    ・電池、アンテナ、充電器、マイク類など付属品は一切不要です。無線機本体だけをお送りください。
    ・丸めた新聞紙でもよいので必ず梱包材を使って本体を保護してください。梱包の不備で起きた故障は保証に関係なく有償修理になります。
    ・製品の化粧箱は薄く、輸送に向きません。任意のもので良いので、必ず段ボール箱をお使いください。
    ・お預かりした製品に異常が見つかったら、ご連絡を差し上げたうえで一般修理に切り替えます。

    【送り先】
    〒541-0043
    大阪市中央区高麗橋4-4-9
    淀屋橋ダイビル 13F
    アルインコ電子サービスセンター
    TEL:06-7636-2361
    送り状備考欄に必ず「プログラム更新」と記載してください。

【DCR】簡易無線を海上で使って良いと聞いたのですが、詳しく教えてください。

  • 2014年10月末より、デジタル簡易無線の350MHz帯登録局と467MHz帯免許局の移動範囲が「全国の陸上及び日本周辺海域」に拡張されました。
    • デジタル簡易無線登録局とデジタル460MHz帯免許局のみの適用で、同じ簡易無線でもVHFデジタル免許局や465/467MHzアナログ免許局は対象外です。
    • 地上~船舶、船舶間、船舶内、いずれの通話もOKです。
    • 既に登録や免許を受けている場合、移動範囲の変更届が必要です。各地の総務省総合通信局のHPに変更届のダウンロードページがあります。「包括登録に係る無線局の変更届出書」で検索してください。それを書き方見本に沿って記入し、「4 変更理由及び内容」欄は「移動範囲の変更のため(新)移動範囲:全国の陸上および日本周辺海域、(旧)移動範囲:全国の陸上」と書きます。
    • 全国陸上無線協会のトピックス欄、2014年11月7日付「デジタル簡易無線局の移動範囲の拡大のお知らせ」に、「日本近海」の地図が掲載されています。
    • 上空制限については、従来通り1Wの3Sデジタル簡易無線以外、運用はできません。

    ご不明な点は直接、管轄の総合通信局の簡易無線窓口にお問い合わせください。