【無線機全般】外部マイクでVOX、PTTホールド、コールバックが使えません。故障ですか?

  • スピーカーマイクはイヤホンマイクとは回路が異なるため、PTTホールド、コールバック(イヤホンジャック使用時も含む)、VOXは使えません。また同時通話にも対応しません。

    イヤホンマイクでこれらの機能が使えないとお問い合わせを頂く場合、ほとんどが他社製品をお使いのケースです。サードパーティ製のイヤホンマイクはPTTボタンを使った普通の通話はできますが、VOXのような機能は回路が異なるので対応しません。

    弊社純正のイヤホンマイクには必ずマイクユニット部にALINCOのロゴとEMEから始まる品番が印字されています。また同時通話とこれらの機能に対応するイヤホンマイクには、品番の末尾にAを付けています。(例:EME-29A、EME-53A)
     

【無線機全般】実用を始めたら通話実験したときより通話エリアが狭くなりました。どうして?

  • 実験の時にマイク類は使わず、無線機を手に持っておられませんでしたか?そして導入後はマイク類を付けて、ベルトに止めたり、ポケットに入れたりしてお使いではありませんか?もしそうであれば、マイクの有無が原因ではなく、無線機を体に近いところに装着し、アンテナが口より低く、人体に近くなったことが原因です。アンテナはなるべく高く、開放空間にあるほうが通話距離にメリットがあります。人体は結構大きな電波障害物で、特に微弱な電波の特小やデジコミ無線では大きな影響があります。お客様で満員になると通話しにくくなる、はよく聞くお話です。

    ・通話しにくいときは無線機を体から離して手で持ち、通話相手のいる方向に向いてください。
    ・アンテナは傾けず、なるべく垂直を保って人体に接触させないでください。
    ・導入前に実験されるときは、なるべく実用時に近い条件で行ってください。例えば昼間実験したときは良かったのに、実用で夜になったら通話できない…は夜間、シャッターや防火壁を閉める、というようなときに起こりがちです。照明や電気製品もできるだけ実用状態でお試しください。すべての電気製品はノイズの原因になり得ます。新規開店などでは什器、備品、装飾が全て入り、従業員も全員揃ったところで実験してください。

【デジタル消防救急受令機】消防団員・病院関係者ですが、デジタル受令機を買うことはできますか?値段を教えてください。

  • いいえ、たとえ消防団員、病院関係者といえども管轄する自治体の担当部署を経由しないと受令機はお買い求めいただくことができません。

    デジタル消防救急無線は現行のアナログ方式とは全く異なる運用がなされており、各自治体がピンポイントに指定するチャンネルだけが受信できる仕様であるため、ダイヤルを回して周波数を任意に合わせることもできません。

    デジタル消防救急無線受令機の技術的・営業的なお問い合わせには、自治体のご担当者と特定の資格が有る業務無線機器取扱業者様以外、お答えしておりません。消防団で受令機の導入を考えている、というお電話を頂いても「管轄の自治体担当窓口にご相談ください。」とお答えしております。何卒、悪しからず事情ご高察ください。